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2020,08,18, Tuesday 『29日目の恐怖』:月尾嘉男先生


フランスに「29日目の恐怖」と言う説話がります。
ある時、湖面に一枚の蓮の葉が浮上し、翌日には二枚、さらに翌日には四枚と倍々で増加し、29日目に湖面の半分が蓮の葉で覆われた。毎朝、観察してきた人には湖水が全面、蓮の葉で覆われるのは明日だと理解できますが、そうでない人にとって、湖面の半分が青々とした水面を前にして、湖水の全面が蓮の葉で覆われるのが明日だとは気付かない。
カザフスタンとウズベキスタンの国境にアラル海と言う湖水があります。かつては琵琶湖の約100倍の面積を持つ世界第4位の巨大な湖水でした。しかし、今は面積は約1/3に縮小し、湖面は約20m低下しました。漁業は壊滅状態で、湖底に堆積していた農薬に汚染された汚泥が飛散し、周辺の人口も急速に減少しているそうです。原因は、旧ソ連時代にアラル海に流入する河川から灌漑用水を大量に取水した為で、取水を始めてから約40年間での現実です。
21世紀の最初の5年間で人間は約3.650万ヘクタールの森林を消滅させた。世界には約38億6.900万ヘクタール(平成23年時点)の森林があるが、この傾向で進行すれば、約500年ほどで森林は消滅する。
異常降雨、異常高温、台風の巨大化等々、異常気象が頻発している今、地球環境を守る大切さが理解できます。